ラ・グランダムはピノ・ノワールへの愛情が最大限に表現された、メゾンで最高の逸品です。 マダム・クリコと彼女が遺した創造性やエレガンスへのトリビュートであり、ラ・グランダムであった彼女自身のイメージが反映されたワインです。 ヴーヴ・クリコのメゾンにとってラ・グランダム1990は、2000年代が始まる直前の1999年に発売されたミレニアム・シャンパーニュなのです。 私たちの隠れた宝。 メゾンは格段の陽光に恵まれたこの年、名高いマグナムとジェロボアムを作り上げることを決断しました。

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パーセル

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マダム·クリコは決断力、直感力、洞察力を駆使して、後に名誉あるグラン·クリュ格付けを得ることとなった、ブジー、ヴェルズネイ、ヴェルジーの村の素晴らしいパーセルを厳選し、獲得してきました。

ラ・グランダム1990マグナム

素晴らしい年
1990年は例外的な日照時間の多さで、珍しい歴史的な年として知られています。 ブドウ園は太陽に約2100時間照らされ、過去30年間での最高記録を更新しました。 終わりがないように見えた夏の間、暑い日差しが穏やかに、そして着実に、ブドウの色と香りを最高の成熟度まで深めていきました。 太陽の光はヴィンテージ·シャンパーニュに類のない格別な品質を捧げ、今日、それは壮大な創造物となりました。この地方では1966年以降見られていなかった、湿度が高い暖冬から始まったその年、春は2月下旬にやってきました。 最初の夏の兆しも早く、穏やかな温かさが続いた3月に、1ヶ月近く早く蕾がほころび始めました。12000ヘクタールのブドウ園は1990年、4月5日と19日の2回、春霜を耐え抜きました。
6月初旬のまだ少し肌寒い季節に開花し始め、他のブドウの木から遅れをとっていた木には、花振るい(もしくは花流れ)やミルランダージュ(ブドウの粒サイズが不揃い)を引き起こしました。 7月、この地方での夏の条件が揃いました。この時期における気温と降水量は平年並みでしたが、日照量は言うまでもなく驚くべきものであり、このヴィンテージの輝かしい将来が予見されました。 収穫の時期が近づくと、糖度は一気に上昇し、酸度は適度なレベルが維持されました。 シャルドネ種の収穫は9月の2週目に、ピノ·ノワール種はその翌週に開始されました。 ブドウ果汁は極めてバランスがよく、平均糖度は10,5g/l 、酸度は8g/lでした。 ボトリティス菌の影響を受けた一部のシャルドネ種を除き、この3種の品質は一様に際立っていました。この輝かしい年の晴れやかなフィナーレです。 ラ・グランダム1990のその独自のブレンドは、シャンパーニュ地方で最も有名な8つのグラン・クリュのブドウ園で育てられたブドウで構成されています。 その61%はピノ・ノワールが占めています。 そして、これらのブドウはヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区のアイ、モンターニュ・ド・ランス地区のマルヌ、ヴェルズネイ、ヴェルジー、アンボネイ、そして、ブジーが原産地となっています。 39%を占めるシャルドネは、コート・デ・ブラン地区のアヴィーズ、オジェ、メニル・シュール・オジェのグラン・クリュで収穫されています。

テイスティングノート
ラ・グランダム1990マグナム

マグナムのラ・グランダム1990のトップノートはアプリコット、マンゴー、イチジク、カリン、デーツを感じさせる非常に表現豊かな砂糖漬けのフルーツの香りに富んでいます。 そして、マジパン、タルトタタン、アーモンド、プラリネのような温かみのあるグルメなパティスリー・ノートが続きます。 最後に、ゴールデンタバコ、乾燥葉、アミガサタケを思わせ、ワインの鮮やかさを際立たせるより複雑でスパイシーなノートにより締めくくられます。口の中では、まず太陽の光が差し込むように爽やかでエネルギッシュな味わいに始まり、テクスチャーはリッチでありながらなめらかです。 長期熟成のヴィンテージでワインに深みと力強さが加えられます。
Agreements
mets & wine
  • ガーデン・ガストロノミー :
  • 新鮮な野菜
  • 新鮮なハーブ
  • 新鮮な果物

テクニカルノート
ラ・グランダム1990マグナム

61%
骨格
PINOT NOIR
0%
リザーブワイン
ブレンド
0%
赤ワイン
なし
39%
フレッシュさ
Chardonnay
0%
フルーティーさ
Meunier
8 G/L
ドザージュ
Brut
最適温度
10-12
熟成ポテンシャル
10 - 15
years
ブレンド
8
Grands crus
  • グラン・クリュ
  • ルミエ・クリュ
  • その他クリュ

マグナムでの熟成度

この独特な大きさにより、より深みと複雑さが 引き出されます。 ワインの量と空気に接する表面積の比率は 75clの標準ボトルよりも小さくなるため、 ガス交換はそれほど重要ではなくなり、ワインの酸化はよりゆっくりと 進みます。 そのため、熟成プロセスはより 穏やかになります。
理想的な条件が揃うチョークセラーで 澱とともに熟成させることにより、より複雑な香りをワインにもたらし、柔軟性、テクスチャー、深みが加えられます。